2020年3月18日にドコモでは5G ・新サービス・新商品発表会が行われましたね!
代表取締役社長の吉澤和弘氏がプレゼンターを務めた5Gサービスへの取り組みや対応デバイス、今後の構想を打ち出した発表会はわくわくする内容が盛沢山でした!
難しい部分と説明が省略ぎみの部分もありましたので、かみ砕いて内容をご説明しますね!
Contents
ドコモが行う5G推進に対する4つのアクション
まず最初に5Gを推進する為にドコモが行う以下4アクションが発表されました。
ネットワークの整備
デバイスの整備
サービス・コンテンツの整備
ソリューションの提供と開発
これらの詳細を解説していきますね!
ネットワークの整備、5Gのエリア構想について
ネットワークの整備は、「5Gのつながるエリアをどれだけどのように拡大整備していくか」と言い換える事ができます。
発表されたロードマップは以下になっています。
時期 | エリア関連 | 速度関連(最大) |
2020年(サービス開始時) | 500局150箇所、可搬型キャリー5Gを33台 | 受信時3.3GBPS/送信182MBPS |
2020年6月末 | 47都道府県&東京五輪主要施設へ5Gエリア拡大 | 受信時最大4.1GBPS/送信時最大480MBPS |
2021年3月末 | 全政令指定都市含む500都市へ拡大 | |
2021年6末 | 基地局数1万局 | |
2022年3末 | 基地局数2万局 | |
2023年度中 | 新周波数帯による基盤展開率97%(どこでもつながると言える状態) |
サービス開始当初はイベントが開催されるスタジアムや駅等から主要都市、中規模都市と順次拡大していく見通しです。
詳しいエリアは以下に掲載されています。
既に東京五輪2020の延期が決まっており、当初は2020夏に5Gサービスを利用してもらおうという計画でした。
1年の延期によって、政令指定都市含む500都市での5G利用が可能になっている予定なので、例えば札幌で開かれるマラソンだと自分が見たいランナーに対してマルチアングルで状況がモニターできるかもしれませんね!
2023年まであと3年でどこでも5Gが当たり前の時代になるという事です。
3年だと次か遅くともその次に携帯を買う時には5Gスマホを購入するのが当たり前になっているという事なので、わくわくしてしまいますね!
デバイスの整備、ドコモ5G対応端末について!
ドコモでは今回の新端末からドコモスマートフォン(5G)という表記が増えて、5G対応端末が販売スタートしました!
ドコモスマートフォン(5G)は現状以下の8機種です。
個人的に注目しているのはLGのスマホのモニター付きケースとWi-Fiステーションです。
LGはスマホが2画面でなく、ケースと合わさって2画面なので、折るという無理のある動きをしない分スリムで効率的にできています。
1画面と2画面をシチュエーションに合わせて選んで持ち歩けるという発想は面白くて使い方が膨らみますね!
Wi-Fiステーションは速度が早く同時接続数も安定しやすいWi-Fi6に対応しているのと、USBテザリングとLANケーブルどちらでも電波が渡せる仕様になっている点が注目です。
詳しい解説やレビューは別記事で行いますが、5Gエリアが自分の住んでいる町に対応していないという方も、このように注目の機能があるんですよ!
3~6月に出そろってきますのでドコモショップで体験できるのを楽しみにしましょう!
デバイスの整備、5G対応料金プランについて
今回のプレゼンで5G対応スマホ、Wi-Fiルーターの料金プランも発表されました。
スマホでは以下の2通りから選ぶシンプルなプランです。
- 5Gギガホ
- 5Gギガライト
4Gの料金プランにそれぞれ+500円加算されたような2種類です。
5Gギガホの料金解説
5Gギガホは基本的に4Gギガホの基本料金に+500円されたものだと思えばわかりやすく、以下のようになります。
名称 | 料金 | |
基本料金 | 7650円/月 | |
dカードお支払割 | -170円/月 | |
みんなドコモ割 | 1回線(ファミリーなし) | 0 |
2回線 | -500円/月 | |
3回線 | -1000円/月 | |
ドコモ光セット割 | -1000円/月 |
上記に別途「5Gギガホ割」がもらえます。
これは5Gギガホに入るだけで、6か月間最大-1000円/月の割引がもらえるというものです。
注目点は、データ容量が通常100GBですが、「データ量無制限キャンペーン」によってキャンペーン期間中は
データ量無制限!!
になっているのですΣ(・□・;)テザリングも追加料金なしでできてしまうので、かなり最強のプランですね!
通話料は4Gと同様以下のようになります。
プラン名 | システム | 月額料金 | 電話代 |
オプションなし | 完全従量課金制 | 月額料金なし | 30秒/20円で使った分だけ |
かけ放題オプション | 国内通話かけ放題 (完全定額制) |
1700円/月 | 基本的に必要なし |
5分通話無料オプション | 1回あたり5分以内の国内通話かけ放題 (5分以内定額制&5分以降従量課金の併用) |
700円/月 | 5分を越えた分のみ 30秒/20円で使った分だけ |
音声オプションのどちらかを選んだ場合は、上記に別途「5Gギガホ音声割」で毎月最大12か月-700円/月の割引がもらえます。
5Gギガライトの料金解説
料金がデータ使用量に応じて段階的にアップするギガライトの料金は以下のようになります。
名称 | 料金 | |
基本料金 | ステップ1 ~1GB |
3150円/月 |
ステップ2 ~3GB |
4150円/月 | |
ステップ3 ~5GB |
5150円/月 | |
ステップ4 ~7GB |
6150円/月 | |
dカードお支払割 | -170円/月 | |
みんなドコモ割 | 1回線(ファミリーなし) | 0円 |
1回線 | -500円/月 | |
2回線 | -1000円 | |
ドコモ光セット割 | ステップ1 | 0円 |
ステップ2 | -500円 | |
ステップ3orステップ4 | -1000円 |
という感じになっており、音声オプションはギガホ同様の料金で、「5Gギガホ音声割」にあたる物がギガライトにはありませんので、ギガホの方が通話は安くなりやすいですね!
詳細な条件等はドコモのHPをご確認下さい↓↓
以上がデバイスの整備を勧めるドコモの5G対応新端末と5G対応新料金プランに関する解説になります。
サービス・コンテンツの整備、5Gを利用したサービス・コンテンツについて
吉澤社長のプレゼンでは音楽ライブ・ゲーム・映像・スポーツのジャンルにおいて、day1から利用できるサービスを開始するという事でした。
その例をいくつか挙げられていましたので紹介しておきます。
例えばバーチャルアーティストによる『以心伝心有灵犀 -Borderless Live 5G-』が3/21に日中同時開催VRライブを実施されました。
特設サイトは以下に貼っておきますね!
他にも『新体感ライブconnect』として、8KVR映像をグラスを使用して見られるコンテンツが配信されています。
これは今すぐにでも4G端末で無料で体感できるコンテンツも配布されているので、是非やってみてください!
新体感ライブCONNECT体験の方法!
スマホに「新体感ライブCONNECT」をインストールします。
新体感ライブCONNECTにアクセスします。
「無料」と記載されているコンテンツをdアカウントでログインして購入します。
dアカウントの作成・持っているかの確認方法は以下のページで詳しく解説していますのでそちらも参考にして下さいね!
例えば以下のようにSILENT SIRENのARフィギュアによる演奏を色んな角度で見る事ができました!
他にもSILENT SIRENのライブを無料でマルチアングル視聴で体験できる物がありましたので見てみて下さい!
個人的にマルチアングル視聴は音楽やスポーツをもう1段面白くする素晴らしいコンテンツだなと思いました!
ソリューションの提供と開発、5Gを活用したパートナー会社との協創について
ドコモが他の専門分野を持った様々な企業と強力して社会をより豊かに便利にするソリューションを協創するプロジェクトを多数推進しています。
現在形になりつつあるソリューションリストも発表されているので、以下にリンク貼付しておきます。
中にはAceReal® for docomoで遠隔地の作業員をベテラン作業員がサポートするシステムは田舎の暮らしを豊かにする可能性が十分あると思いますね!
他にもVirtual Design AtelierTMも遠い距離にいる2人のアーティストが共同で同じキャンパスに筆を入れたりできるのも面白いなと思いました!
それをマルチアングルでライブ視聴できるようになったりも考えられるのでわくわくしますね!
まとめ
5Gは高速大容量で、低遅延で、同時多数接続可能な通信ですが、これを解決するという具体的なブレイクスルーがある技術ではありません。
色々できる事が増えるから、みんなが思いついたサービスをどんどん形にして皆さんの生活を豊かにしていきますよという物です。
つまり可能性がもの凄く広がったという事ですので、最先端の技術を使用してライフスタイルを進化させていく「いま」にわくわくしながら飛び込んでいきましょう!