2019年6月1日よりドコモ新料金プランがスタートしましたね!
そんな新料金プランの昔の料金プランとの変化をできるだけわかりやすく解説します。
覚えておきたいキャンペーン情報も全て紹介しますよ!
Contents
携帯代の基本的な枠組みを知ろう!
まずは携帯料金の『枠組み』をご説明します。今も20年前も実は基本的に変わっていません。
他社の料金プランや今後登場するであろうプランやキャンペーンを理解する際にとても役に立つので、この枠組みを知る事から始めましょう!
携帯代を構成する5種類の基本的な枠組み
基本使用料 | データ通信費 | プロバイダ料 | 通話料 | 端末代の分割金 | |
意味 | 電話機能を使用するのに必要なお金 | データ通信を行う費用 | 有無を言わさず 300円/月かかっていたもの |
電話で使用したお金 | 携帯電話の機種代 |
プラン名例 | タイプSバリュー,タイプXiにねん | Xiパケ・ホーダイフラット | iモード,spモード | 通話料 | 機種名 |
だいたいの料金と仕組み | 980円や1980円等 (無料通話の量やかけ放題にするかどうかで変化) |
データ使用量に比例して 段階的に料金があがる従量課金か 使い放題のフラットか |
300円/月 | 30秒で20円 | 昔は0円~2万円程度 |
備考 | ファミリー割引や2年縛りで だいたいこの料金が安くなっていた |
スマホがない時代も同じような仕組み (パケット代と呼ばれていた) |
iモードの時から ずーっと一緒の価格 |
ファミリー割引で 家族間通話無料 |
2年縛りでここが 安くなった時代も |
※保証サービス等のオプションは省いています。
お兄さんが言う通り、今も昔も基本の考え方は上記金額です。
ちなみに私が初めて携帯電話を持った時も上記枠組みでした。
シェア(親回線)の枠組み
続いてデータ容量のシェアと、インターネット契約を組み合わせた光セットが登場しましたので、シェアするグループの親が以下の枠組みになりました。
基本使用料 | データ通信費 | プロバイダ料 | 通話料 | 端末代の分割金 | 光セット | |
意味 | 電話機能を使用するのに必要なお金 | データ通信を行う費用 | 有無を言わさず 300円/月かかっていたもの |
電話で使用したお金 | 携帯電話の機種代 | ネット・電話・携帯を セットにするとお得に |
プラン名例 | カケホーダイプラン | ベーシックシェアパック | spモード | 通話料 | 機種名 | ドコモ光セット割 |
だいたいの料金と仕組み | 2700円等 | データ使用量に比例して 段階的に料金があがる従量課金 8500円~25000円 |
300円/月 | 30秒で20円 | 5~10万円 | 約-3500円等 |
備考 | ファミリー割引や2年縛りで だいたいこの料金が安くなっていた |
スマホがない時代も同じような仕組み (パケット代と呼ばれていた) |
iモードの時から ずーっと一緒の価格 |
ファミリー割引で家族間 通話無料 |
2年間毎月値引き
(-1000円程度)をもらえた (月々サポート) |
永年値引きが継続する |
シェア(子回線)の枠組み
基本使用料 | データ通信費 | プロバイダ料 | 通話料 | 端末代の分割金 | |
意味 | 電話機能を使用するのに 必要なお金 |
親回線のシェアグループに 参加する為の費用 |
有無を言わさず 300円/月かかっていたもの |
電話で使用したお金 | 携帯電話の機種代 |
プラン名例 | カケホーダイプラン | シェアオプション | spモード | 通話料 | 機種名 |
だいたいの料金と仕組み | 2700円等 | 500円 | 300円/月 | 30秒で20円 | 5~10万円 |
つまり直近の料金プランは、もともとの枠組みに以下3点を追記しているという事です。
- パケットを分け合うシステム
- ドコモ光
- 月々サポート
2019年6月1日スタートの新料金プランの枠組み
続いて新料金プランでは料金を安く、簡単にするというコピーでしたが実際どうでしょうか?以下が新料金プランの枠組みです。
基本使用料 | データ通信費 | プロバイダ料 | 通話料 | 端末代の分割金 | 光セット | |
意味 | – | 電話で使用したお金 | 携帯電話の機種代 | ネット・電話・携帯を セットにするとお得に |
||
プラン名例 | ギガホ・ギガライト | かけ放題オプション | 機種名 | ドコモ光セット割 | ||
だいたいの料金と仕組み | 2980円~6980円 データ使用量に比例して段階的に料金があがる (従量課金か30GB以内の定額か) |
30秒あたり20円:0円/月 5分以内通話かけ放題:700円/月 かけ放題:1700円/月 |
5~15万円 | 0,-500円,-1000円 | ||
備考 | ファミリーの人数に応じて割引される みんなドコモ割 (2回線で-500円、3回線で-1000円) |
ファミリー割引で家族間 通話無料 |
3年分割払いを選択し、 2年時点で機種変更をすると、 残り1年の返済額を 支払わなくて良い仕組み |
永年値引きが継続する |
基本使用料・データ通信料・プロバイダ料の3つが1つにまとまって、プランも2種類だけになったのでかなりわかりやすくなっていますね!
シンプルになりましたし、大まかには変わっていないとも言えます。
上記の枠組みはSoftbankもauも考え方は共通ですので、覚えておくと他社の料金プランの理解がしやすくなりますよ!
この枠組みを理解した上で、どうプランを選べば良いかと、最も安くする新常識を紹介していきますね!
ドコモ新料金プランにおけるプランの選び方とは?
プラン選びはデータ通信・通話の2つの使用量を設定する事で行います。
STEP.1 データ使用量からプランを選ぶ
まずは一か月に使用するデータ通信の量を選択します。
以前までと同様に1人で使用するデータ通信量から適切なプランを選びます。
新料金プランのデータ通信料の料金は以下のようになっています。
料金プラン | データ通信量 | 料金(2年契約以外の割引なし) |
ギガライト | 0~1GB | 2980円 |
1~3GB | 3980円 | |
3~5GB | 4980円 | |
5~7GB | 5980円 | |
ギガホ | 30GBまで | 6980円 |
自分のデータ使用量のだいたいの量からギガホかギガライトを選択しましょう。
通信速度制限がかかった時の2つの解決方法
もしギガライトを契約して1か月で7GB以上使用した場合、以下の3つの選択肢があります
-
- 追加でお金を使う事なく通信速度が128kbpsの「リミットモード」で月末までやり過ごす
- 1000円/GBで通常の速度にする「1GB追加オプション」を必要な分だけ随時手動で追加する
- 自動で1000円/GBが追加される「スピードモード」を設定する
1つ目に関しては遅くなるだけで何も難しいことはありません。
2つ目の「1GB追加オプション」は手動での手続きが必要なため、ドコモ通信で追加申込を行おうとした場合、リミットモードの速度が遅すぎてページが中々先に進まず時間がかかりストレスがたまります。
そんな面倒をなくすための物が、3つ目のデータ容量が上限に差し掛かった時に自動で1000円/1GBを追加する「スピードモード」があります。
スピードモード自動追加の設定は1GB単位で行う事ができ、1~10GBもしくは無制限で設定できます。
例えばスピードモード(3GB)に設定しておいた場合、7GBを超えると1GB追加され、8GBを超えるとまた1GBを追加され、9GBを超えると最後の1GBが自動追加されます。
合計3GBを追加した場合、月々のデータ通信料は1000円×3(GB)追加されるという事になります。
3GB追加した後も、まだデータ通信が必要な場合には前述した通信速度の遅いリミットモードで耐えるか、1GB追加オプションでさらに1GBを手動で追加するかを選ぶ事になります。
ギガホとギガライトの境目の選び方
ギガホとギガライト~7GBの料金を見比べた場合に、料金差は1000円なので、1GB追加するとギガライトとギガホの値段が同じになります。
つまり使用量が8GB以上であればギガライトの方が高くなります。
※厳密には1GBを1度でも追加するとギガホ割の差でギガホの方が安くなりますが、詳細は後で詳しく解説します。
結論として、自分のデータ通信量が7GB以上使用しそうな場合は、ギガホにする事をおすすめします。
月々のデータ通信量の平均はどれぐらいか?
プランを選定するにあたり、自分のデータ通信量を調べてもらう事もできますが、みんなの平均がどれぐらいかというのを調べたデータを参考にするのも手っ取り早い方法の1つです。
2018年9月に行われたMM総研の調査データによると、一か月の通信量が3GB未満のユーザーは57.8%とされており、5GB未満のユーザーは75.2%にのぼるという結果が出ています。
スマートフォン利用者の前月のデータ通信量について分析した結果、「わからない」と回答したユーザーを除いた平均データ通信量は5.70GB(ギガバイト)、中央値は3.00GBとなった。有効回答のみを対象とした場合、月間通信量は「1GB」23.8%、「2GB」19.8%、「3GB」14.2%となり、57.8%のユーザーが3GB以下の通信量となった。なお、「5GB」までの累計では約75.2%を占めた。
MM総研より引用
つまり半分以上の方は1か月のデータ通信量が0~5GBまでなので、ギガライトが最も安くなる可能性が高いという事です。
7GBを超えてしまった月は多少高くなりますが、超えてしまう月がそれほど多くなければ基本的には問題ないでしょう。
STEP.2 通話量からプランを選ぶ
大手3社共通で通話に関する3パターンのプランがあります。
-
-
- 30秒/20円で使った分だけ支払う完全従量課金
- いくらでも使えるかけ放題の完全定額制
- 1度に5分以内の通話であれば何度でもかけ放題、それ以上の長電話は30秒/20円の併用
-
ドコモの場合、以下の表の料金になります
プラン名 | システム | 月額料金 | 電話代 |
オプションなし | 完全従量課金制 | 月額料金なし | 30秒/20円で使った分だけ |
かけ放題オプション | 国内通話かけ放題 (完全定額制) |
1700円/月 | 基本的に必要なし |
5分通話無料オプション | 1回あたり5分以内の国内通話かけ放題 (5分以内定額制&5分以降従量課金の併用) |
700円/月 | 5分を越えた分のみ 30秒/20円で使った分だけ |
オプションなしが最安になる目安
30秒/20円が35回(単純計算で1050秒=17分30秒)未満ではオプションなしが最も安くなります。
※1秒の通話でも20円かかるので、1秒通話×35回でも5分以内無料プランと同額になってしまいます。
5分通話無料オプションが最安になる目安
5分以内に収まる30秒/20円が35回以上あって、通話の5分以降の超過分として、30秒/20円が50回(単純計算で1500秒=25分)未満の方です。
かけ放題オプションが最安になる目安
通話の5分以降の超過分として、30秒/20円が50回(単純計算で1500秒=25分)以上の方です。
まとめ
先ほどの内容をベン図で書くと以下になります。
ちょっと言葉にするとわかりにくいですね。
結局5分以内でほぼ用事は事足りるのか、ほとんど電話は使わないのかといった条件から自分に合った通話プランを選びましょう。
通話料を安くするコツ
よく電話される方におすすめなのが、5分通話無料オプションに申込を行い、5分以内通話は通常の通話で行い、長電話しそうな場合のみLINE通話などのIP電話を使用する事です。
IP電話はデータ容量を消費しますが、通話料は必要ありません。
お家でインターネットを引いている方は、そちらからWi-Fi経由でIP電話を使用すると実質無料で通話する事ができますよ!
STEP.3 割引系キャンペーンを選択する
ここでは必ず抑えておくべきキャンペーン等の割引情報を徹底的にまとめました。
割引に関わる内容ではこちらで紹介する以下の内容は必ず抑えておきましょう。
- ギガホ割
- みんなドコモ割
- ドコモ光セット割
- はじめてスマホ割
- 2年定期契約
- スマホおかえしプログラム
ギガホ割
2019年9月30日(月)までに「ギガホ」のプランに申し込むと最大6か月、月額料金から1,000円割引がもらえます。
詳細ページリンク(ドコモ公式)
今ギガホに申し込めば1000円割引されるよという事ですね。
みんなドコモ割
「ファミリー割引」グループ内で音声通話が可能な料金プラン(キッズケータイプラス以外の)の回線数に応じて、ギガホ・ギガライトの回線の月額料金を以下の表の分だけ値下げできます。
1回線 | 2回線 | 3回線 | |
割引額 | – | -500円 | -1000円 |
一人でギガホやギガライトに入るより、家族でドコモにするとギガホ・ギガライトの人だけお得になるという事です。
ドコモ光セット割
「ファミリー割引」グループ内にドコモ光の契約者の回線がある場合、「ギガホ」「ギガライト」をご契約している各回線の月額料金から、永年で以下の割引がもらえます。
料金プラン | 割引料金 | |
ギガライト | <ステップ1:~1GB> | – |
<ステップ1:~3GB> | -500円/月 | |
<ステップ1:~5GB> | -1000円/月 | |
<ステップ1:~7GB> | ||
ギガホ |
旧プランへの割引もありますがここでは割愛しています。
ファミリー割引でドコモ光を契約している人がいると新料金プランに申し込んだ全員が割引を受けられるので、正直家族全員で同じ通信会社にするのがマストな時代になってきていますね。
2年定期契約
2年間ドコモを同じ回線で使う事を約束する事で、データ通信料を1500円/月も安くします。
現状では途中で解約すると9500円の解約金がかかるけど、データ通信料の割引分だと7か月(1500円×7か月=10500円)で元はとれるとも言えますね。
※この後紹介するスマホおかえしプログラムは簡単のため計算から外しています。
ちなみに解約金に関しては総務省の指示でさらに変化する可能性があります。
2019年10月1日より2年定期契約が大幅に改定されました。変更点は以下の記事で解説しております!
スマホおかえしプログラム
スマホを機種変更や新規契約等の際に36回払いで購入し、その後返却すると返却した翌月以降の分割金(最大12か月分)を支払わなくて良いシステムです。
わかりやすく言うと、3年分割で購入して2年使ってから返却すると残り1年の分割金が免除され、実質端末代金は2/3で済むというわけです。
一括より分割の方が特になるという不思議なシステムですが、2年後に機種変更してまたドコモ使ってくださいねというドコモからのメッセージですね。
はじめてスマホ割
フィーチャーフォン(ガラケーとも言います)からスマホに変更した場合、最大12か月1000円の値引きがもらえるキャンペーンです。
ドコモを18か月以上使っているガラケーユーザーがドコモスマホへの機種変更や、他社ガラケーユーザーがドコモスマホへMNP、つまり番号そのまま他社に乗り換えする場合に利用できます。
スマホに乗り換えやすくする狙いと、MNPを獲得する狙いの両方というキャンペーンですね。
まとめ
今回紹介したキャンペーン割引は大手3キャリア全てで似たような枠組みのものがあります。
各社で微妙に条件等が異なりますので、興味のある方は以下にまとめましたので、ご参照ください。
docomoの場合
データ量 (GB) |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 20 | 25 | 30 | 50 | デビュー割
の枠 |
対象プラン | ギガライト ~1GB |
ギガライト ~3GB |
ギガライト ~5GB |
ギガライト ~7GB |
ギガホ | – | はじめてスマホ割 | |||||
ベース料金 | 2980 | 3980 | 4980 | 5980 | 6980 | – | ギガホ、ギガライト どちらでも 1年間-1000円 |
|||||
ギガホ割 | – | 6か月-1000円 | ||||||||||
みんな ドコモ割 |
2人:-500 3人:-1000 |
|||||||||||
ドコモ 光セット割 |
– | -500 | -1000 |
auの場合
データ量 (GB) |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 20 | 25 | 30 | 50 | デビュー割 の枠 |
対象プラン | 新auピタットプラン ~1GB |
新auピタットプラン 1GB~4GB |
新auピタットプラン 4GB~7GB |
新フラットプラン 7+ |
auフラットプラン20 | auフラットプラン25 | auデータ MAXプラン |
ケータイ→ auスマホ割 |
||||
ベース料金 | 2980 | 4480 | 5980 | 5480 | 6000 | 7150 | 8980 | |||||
スマホ応援割 | – | 翌月から1年間-1000円 | – | |||||||||
家族割 +スタートCP |
6~9月末までの利用分を-1000円 | – | ||||||||||
家族割+ | 2人:-500 3人:-1000 |
– | 2人:-500 3人:-1000 |
|||||||||
スマート バリュー |
– | 翌月から永年-500円 | 翌月から永年-1000円 |
SoftBankの場合
データ量 (GB) |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 20 | 25 | 30 | 50 | デビュー割 の枠 |
対象プラン | ミニモンスター 0~1GB |
ミニモンスター ~2GB |
ミニモンスター ~5GB |
ギガモンスター | – | |||||||
ベース料金 | 3980 | 5980 | 7480 | 7480 | ||||||||
1年お得割 | 1年間-1000円引 | |||||||||||
みんな家族割 | – | 2人:-500 3人:-1500 4人:-2000 |
||||||||||
おうち割光セット | 永年-1000円 |
料金プランを理解する為の料金例
ここまで解説してきました料金を実際の計算式が見えるように2例ご紹介します。
これを見て理解が深まるかと思います。
料金モデル1:単独ライトユーザー
前提条件
2年契約
ファミリーグループなし
ドコモ光契約なし
データ通信量は毎月5GB
音声通話は5分以内のみ
元々ドコモスマホ2年使用していて機種代金7.2万円(36回払いで2000円/月)の端末に機種変更した
データ通信料 | 音声通話 | 端末代金分割 | 合計(税抜) | |
プラン | ギガライト~5GB | 5分以内無料オプション | 3年分割&おかえしプログラム | – |
料金 | 4980円/月 | 700円/月 | 2000円 ※2年で端末を返すと分割金24回しか払わない |
1~24か月:7680円/月 25~36か月:5680円(新機種代は省く) |
料金モデル2:ファミリー有ヘビーユーザー
前提条件
2年契約
ファミリーグループあり(家族4人:本人/ギガホ、父/カケホーダイプラン、母/ギガライト、妹/キッズケータイプラス)
ドコモ光契約あり
データ通信量は毎月8GB以上
音声通話なし(全てライン電話)
元々ドコモスマホ2年使用していて機種代金7.2万円(36回払いで2000円/月)の端末に機種変更した
データ通信料 | データ割引 | ファミリー割引 | 音声通話 | ネット割引 | 端末代金分割 | 合計(税抜) | |
プラン | ギガホ | ギガホ割 | みんなドコモ割 | オプションなし | ドコモ光セット割 | 3年分割&おかえしプログラム | – |
料金 | 6980円/月 | -1000円 6か月間 |
-1000円 ※妹(キッズケータイ+)以外 の3回線をカウント |
0円/月 | -1000円 永年 |
2000円 ※2年で端末を返すと分割金24回しか払わない |
1~6か月:5980円/月 7~24か月:6980円/月 25~36か月:4980円(新機種代は省く) |
※簡単にするため、全て税抜きで換算しています。
大手3社の新料金プランにおける最も月々の支払いを安くする基本とは?
今回の新料金プランのおおまかな理解をして頂くために、まずは大手3社と言われるdocomo,au,SoftBank共通で支払いを安くする考え方についてご説明しますね。
2昔前のスマホを最も安く使用する方法
2昔前は2年毎に番号そのまま他社に乗り換えるMNP(モバイルナンバーポータビリティ)を行う事が携帯代を最も安くする方法でした。
MNPによって端末代を下げる事ができ、多額のキャッシュバックを受け取りつつ、月々サポートでもらえる値引きを通信量にあてて月々の料金を下げるというのが基本でした。
1昔前のスマホを最も安く使用する方法
家族でネットも電話も1社でまとめて、ファミリーグループを組み、大きな容量のプランを親回線で契約して、子回線がシェアするのが2019年5月末までの最も安く使用する方法でした。
新料金プランでの最も安く使用する方法
今回の新料金プラン(ほぼ各社共通)では以下のような原則をとることで最も安くする方法となります。
- 2年契約
- 光セット割を含むファミリーグループを組む(家族まるごと同じ通信会社にする)
- 端末代金を実質減らす分割を選択する(おかえしプログラム)
大手通信会社3社の各社の特徴と比較
ドコモの新料金プランの特徴
- テザリングを追加料金なしで使用できる
- ファミリー割引の対象プランが広い
- おかえしプログラムが実質2/3だが、他社は2/4。
その代わりドコモは端末の返却のみ、他社は機種変更を条件に組み込まれているので、お返ししなかったらドコモがお得になる場合もある
auの新料金プランの特徴
- 他社に類似した割引がない家族割スタートキャンペーンという割引がある
- データ通信プランのベース料金や家族割や光セットの割引の水準はドコモとほぼ同じ
- データ無制限プランが夏に登場予定
ソフトバンクの新料金プランの特徴
- 低容量系のプランが極端に少ない(2GB以上は定額制の方が安くなる)
- ファミリー割引の割引料が多く、4人まで対象になる
- デビュー割がない
- 超大容量プランの存在とギガノーカウントによって、超ヘビーユーザーにとっては安くなる
まとめ
いかがでしたでしょうか?私が料金を理解するのに必要だと感じた情報全てお伝えしたので、少し盛り沢山ではあったかもしれませんね。
料金プランの仕組みを理解する為の「枠組み」を知るという考え方は今後も持っておく事をおすすめしますよ。
今回の記事を参考にしつつ現在のプランより安くなるのかについてはドコモショップで比較してみましょう。
ドコモショップに行く際には来店予約をしていくと待ち時間が少なくスムーズですよ!
詳しくはコチラ
黒田幹男
ギガライトステップ3で押さえてワンギガ追加した場合お得になりますか?
管理スタッフ 投稿者
ご質問ありがとうございます。
ご回答としてはギガライトをご契約中に1か月で5GB以上のデータを使用された場合、ステップ3から自動的にステップ4に移行する為、「ステップ3で抑える」という選択はできかねます。
仮に自動移行されなかったとして、ステップ3に追加1GB(合算6GB)とステップ4(~7GB)の価格は同じ3980円/月なので、ステップ3で抑えてお得になるケースは存在しないのではないかと思います。
詳細はドコモお客様相談窓口(0120-800-000)でもご確認・ご相談頂けます。