最近ではテレワークが増加していて、Wi-Fiルーターを使う人が増えてきていますね!
今回は2台目として契約するデータプラス系プランの落とし穴とそれを踏まえて、固定回線なしでWi-Fiルーター契約を検討されている方への実質無制限にできる方法をご紹介します。
少し複雑な話でカタログを読んだだけではわかりにくいですが、最後まで読んで頂くことでWi-Fiルーターがあなたの生活を豊かにしてくれる手助けになると思いますよ!
データプラスはデータ容量に上限がある?データ容量無制限キャンペーン・データ量増量キャンペーンの落とし穴について!
以前5G対応Wi-Fiルーターが最強であるという事を紹介しましたが、今回はその料金プランに関する活用方法の解説です。
2020年6月9日現在ドコモでは5G対応スマホに、「5Gギガホ」という料金プランを契約すると使用可能データ量が無制限になる「データ量無制限キャンペーン」を実施しています。
4Gのスマホにはギガホ2で使用可能な「ギガホ増量キャンペーン2」で、データ量が30GB/月→60GB/月になるキャンペーンが実施しています。
ここからが本題ですが、Wi-Fiルーターには「データプラス・5Gデータプラス」という1台目にドコモの回線を契約している人が2台目扱いで1000円/月で1台目のデータ量をシェアできるプランがあります。
1台目のデータ量がシェアできますが、1台目が5Gギガホだった場合キャンペーン期間中は1台目のデータ量は無制限、データプラス・5Gデータプラスは1か月のデータ使用量上限が30GBとなっています。
同じように1台目が4Gスマホにしている場合は、データ量増量していますが、こちらも2台目のデータ使用量は30GBになります。
まとめると以下の表のようになります。
1台目データ使用可能量 | 2台目データ使用可能量 | |
1台目がギガホ2、2台目がデータプラス・5Gデータプラス | 60GB (1台目2台目合わせて60GBまで) |
30GB (1台目2台目合わせて60GBまで) |
1台目が5Gギガホ、2台目がデータプラス・5Gデータプラス | 無制限 | 30GB |
つまり2台目には増量キャンペーンや無制限キャンペーンの恩恵は十分に受ける事ができないのです。
これがデータプラス・5Gデータプラスの勘違いしやすい落とし穴になります。
しかし、この無制限キャンペーンをさらに活用する裏技も次の章でご紹介しますね!
Wi-Fiルータを実質無制限で使う方法!?増量・無制限キャンペーンを活用するウラ技!
前項でデータプラス・5Gデータプラスはシェアでもらえる1か月のデータ使用量が30GBと解説しました。
固定回線を契約せずにWi-Fiルーターで家のネットをまかなおうとした場合に、たぶん大丈夫だと思うけど、上限があるのが不安だなーという方もいらっしゃいますよね!
この不安を解消できる方法を今からご紹介するのですが、それは
1台目(スマホ)のSIMを2台目(Wi-Fiルーター)に差し込む
です。
先ほどの表をもう一度見ながら解説すると、
1台目データ使用可能量 | 2台目データ使用可能量 | |
1台目がギガホ2、2台目がデータプラス・5Gデータプラス | 60GB (1台目2台目合わせて60GBまで) |
30GB (1台目2台目合わせて60GBまで) |
1台目が5Gギガホ、2台目がデータプラス・5Gデータプラス | 無制限 | 30GB |
1台目の赤文字にしてある部分というのは端末に対しての使用可能データ容量ではなく、SIMカード(契約)に対してのデータ容量という意味です。
もし5GギガホのSIMをWi-Fiルーターに差し込んで使用すれば、消費されるのは5Gギガホのデータ容量なので、実質無制限となります。
「Wi-Fi STATION SH-52A」は5G対応機種となりますので、5Gギガホでご契約のUIM(SIM)カードを挿入して利用される際、「データ量無制限キャンペーン」期間中は無制限で利用可能でございます。また何かお困りのことがございましたら、気軽にお声かけください。(2/2)
— ドコモ公式サポート (@docomo_cs) June 2, 2020
実質無制限にできるというメリットは非常に大きいですが、この使い方のデメリットはWi-Fiルーターに5GギガホのSIMを差し込んでいる間は電話が受けられないという点です。
ですので、例えば恐らく電話が鳴らないであろう深夜に大きなデータをダウンロードしておく時だけSIMを入れ替えて使う事で、無制限枠のデータ量から使用する事ができますね!
これによって、固定回線なしでまかなおうとしている方の不安も解消されるのではないでしょうか。
ちなみに4Gスマホ(ギガホ2)等のSIMを5G対応Wi-Fiルーターに差し込んで使う事は推奨されておらず、動作確認等もされておりません。
ドコモのインフォーメーションでも「もし使用される場合は、お客様の責任で行ってください」という案内になっておりましたので、そういった使用方法はやめておきましょう。