2022年4月27日にドコモオンラインショップで、認定リユース品としてdocomo Certifiedがスタートしました!
いわゆる中古スマホですが、ドコモ公式認定の品という事で、
動作保証や品質面であんしんなのかな?安いのかな?と気になっている方もいらっしゃいますよね?
今回はそんなdocomo Certifiedの詳しい内容を解説したいと思います!
Contents
ドコモの認定リユース品docomo Certifiedとは?
docomo Certifiedとは、下取りやおかえしプログラム等でお客様から回収した少し古いスマホに対して、ドコモの厳しい検査基準をクリアした高品質なドコモの認定リユース品(中古品)のことです。
基本機能・接続機能を専門業者が検査しており、以下の様な特徴があるあんしんの中古スマートフォンになっています。
- 電池残量80%以上
- 外装クリーニング済
- 30日は保証付き
- ケータイ補償にも入れる
画面や本体の割れや欠けはありません。
※軽微な傷や汚れ等があり、その状態により以下の様にランクが分かれています。
【ランクA+】目立つ傷や汚れがなく、非常にきれいな状態のもの
【ランクA】目立つ傷や汚れが少なく、きれいな状態のもの
【ランクB】細かな傷や汚れがあり使用感があるが、比較的状態が良好なもの
後ほど商品価格をご紹介しますが、2022/6/9時点では現在1ランク差がだいたい2000円前後という感じでした。
docomo Certifiedの商品ラインナップと価格は?
2022/6/9記事執筆時点では新品での販売が終了しているiPhone3機種が対象品番になっています。
機種名 | 容量 | A+ | A | B |
iPhoneXR | 64GB | 33,900 | 31,150 | 28,400 |
128GB | 37,900 | 35,150 | 32,400 | |
256GB | 44,900 | 42,150 | 39,400 | |
iPhoneXS | 64GB | 49,900 | 47150 | 44,400 |
256GB | 55,900 | 53,150 | 50,400 | |
512GB | 67,900 | 65,150 | 62,400 | |
iPhoneX | 64GB | 43,000 | 40,250 | 37,500 |
256GB | 47,000 | 44,250 | 41,500 |
既に新品の販売終了しているモデルのみとなっており、
保証使用時に交換品が用意できない場合は、返品を条件として返金の対応となります。
既に販売終了している古めのiPhoneを動作保証がある程度できているドコモから購入できるというのはメリットですね!
端末に関する割引は?いつでもカエドキプログラム対象?実際安いのか検証してみた!
docomo Certifiedの現在の割引施策としては新規・MNPのみ「端末購入割引」という割引が存在します。
機種変更には特に割引が存在せず、いつでもカエドキプログラムも対象外です。
新規契約での割引額 | MNP契約での割引額 | |
docomo Certified iPhone XR | 9,900 | 15400 |
docomo Certified iPhone XS | – | 15400 |
docomo Certified iPhone X | – | 5500 |
iPone XRは価格が28400~44,900円で、新規の場合ここから9900円も割り引かれるので、
1万円台で新規契約できちゃうモノまであるというワケです!
個人的にはスペック面で3モデルがそこまで大きく差があるとは感じないので、新規だと割引があるXR一択かなと感じます。
MNPはというと、最安でXRは1万円台、XSも2万円台で購入できてしまうので十分お得ですね!
ちなみに割引なしの端末価格だけで街の中古スマホショップさんと比較すると、docomo certifiedの方が少し高いものが多いです。
試しに大手中古スマホショップのイオシスさんのサイトを覗いてみて比較してみると以下の結果になりました。
docomo Certified値段分布 | イオシス値段分布 | ||
iPhone XR | 64GB | 28,400~33,900 | 22800~31,800 |
128GB | 32,400~37,900 | 25,800~34,800 | |
256GB | 39,400~44,900 | 31,800~34,800 | |
iPhone XS | 64GB | 44,400~49,900 | 27,800~34,800 |
256GB | 50,400~55,900 | 30,800~37,800 | |
512GB | 62,400~67,900 | 42800(1件のみ) | |
iPhone X | 64GB | 37,500~43,000 | 25,800~28,800 |
256GB | 41,500~47,000 | 29,800~32,800 |
※イオシス様値段分布は2022/6/13時点の物であり、下取りした端末の状態によって値段分布が決まるのであくまで目安と考えて頂ければ幸いです。
参考にさせて頂きましたイオシス様のページはコチラ
機種変更だと上記価格のままなので、イオシス様のような街の中古スマホショップの方が安いねとなりそうですが、
新規・MNPの場合は先程紹介した 「端末購入割引」 を適用させるとiPhoneXSだとかなり良い勝負ですし、iPhone XRだとめちゃくちゃ安い事がよくわかりますね!
※iPhone Xのみ割引を効かせても少し高めかなと思います。
個人的には街の中古スマホショップと同じ価格ぐらいになるなら、補償面やあんしんさでドコモから購入を選ぶ方が多いのではないかなと思います。
実際十分安いので、転売屋が来る事を想定して、端末のみの(いわゆる白ロム)販売はできないようになっていますよ!
新規・MNPで割引入るとあんしんなだけでなく安いんだね!
保証面はどうなってるの?
ドコモからは2つの保証制度を準備しています。
○30日間保証(無料・標準装備)
○ケータイ補償(有償・申込が必要)
30日間保証(無料・標準装備)について
保証内容として30日間で起動しない・SIMカードが認識しない等の不具合発生の場合交換の対象になります。
それ以外の以下のような場合は保証の対象外となります。
- 商品の傷やバッテリーの持ちなど中古品固有の事象に関するもの
- お客さまのお取扱い不良による故障・損傷などの場合
- 改造(ソフトウェアの改造も含む)が原因による故障・破損の場合
- ドコモ指定以外の機器および消耗品の使用に起因する故障の場合
- お買い上げ後のディスプレイ・外部接続端子などの破損 の場合
なお、交換品が用意できない場合、返品を条件として返金の対応になる場合があります。
ケータイ補償(有償・申込が必要)
通常の端末同様にケータイ補償サービスに加入する事ができ、対象3機種はすべて550円(税込)/月になります。
対象機種のご購入日を含め、14日以内のお申込みがマストになっているので、それ以降の加入はできません。
詳しい保証内容は以下のページで解説していますが、次回購入する際の下取り&機種変更を想定している場合はケータイ補償サービスは必ず入った方が良いと思います。
下取り価格は状態がいい良品・画面割れ品・機能不良品(以下が状態の例)という3つのランクが存在します。
6/13時点での価格差はそれぞれ表のようになります。
下取り価格 | |||||
良品 | 画面割れ品 | 機能不良品 | 良品と 画面割れ品 の差額 |
||
iPhoneXR | 64GB | 9700 | 2900 | 2900 | 6800 |
128GB | 15500 | 4700 | 4700 | 10800 | |
256GB | 22400 | 6700 | 6700 | 15700 | |
iPhone XS | 64GB | 15400 | 4600 | 4600 | 10800 |
256GB | 26300 | 7900 | 7900 | 18400 | |
512GB | 31000 | 9300 | 9300 | 21700 | |
iPhone X | 64GB | 9900 | 3000 | 3000 | 6900 |
256GB | 21000 | 6300 | 6300 | 14700 |
仮に2年間ケータイ補償サービスを使用すると、550円×24か月=13,200円かかります。
iPhoneを画面割れしながら使用している方って非常に多いですよね!
細かい破片があるかもしれない状況で素手で押し込む操作も危険ですし、
正常に動作するかも怪しいですし、できれば修理して使って頂けたらと思いますが、
上記ページで解説しているようにケータイ補償サービスに加入していれば3300円で修理できるケースがほとんどです。
修理後の状態であれば良品になる可能性が高いので、修理して安全な状態にしてご利用される事をおすすめします!
少し話がそれましたが、ケータイ補償サービスで2年間加入したとして、
その間は保証のある期間(故障修理・紛失時の損害保険に入れるようなもの)と考える事ができ、
なおかつ下取り時に1万円前後の差があるという大きなメリットだと思います。
画面割れを絶対にしないよという自信のある方以外はケータイ補償は入った方が良いと個人的には感じます。
もちろん機種によっては下取り価格表の差額の欄で1万円を切る程度の差しかないものもありますが、それでも価格メリットがあってなおかつ保証サービスとしてもけっこう優秀なのではないかなと思いますよ!
なお、交換時の商品はリフレッシュb品(リフレッシュb品の概要以下ドコモ公式HPより抜粋)となります。
お客さまより回収した電話機のうち、ドコモが定める基準を満たし、外側カバーの交換をせずにクリーニングを行い、データを消去し、ソフトウェアを初期化した電話機です。
端末によっては動作に支障のない程度の生活傷などが見受けられる場合がございます。
docomo Certified購入時の注意点とは?
Apple認定整備済製品ではなく、AppleCare+の加入もできません。
付属されるのは「SIM取り出し用ピン」のみで、ACアダプタや充電ケーブル、イヤフォン等が必要な方は別途購入する必要があります。
契約に関して、ahamo契約は可能です。現在5G対象機種・5Gプランを契約されている方がdocomo Certifiedへの機種変更はできません。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
これからdocomo Certifiedの対象機種も増えて、よりお得な選択肢が広がれば良いなと思っています!