決済方法に関して「キャッシュレス化」を多く耳にするようになってきましたね!
最も一般的なのはクレジットカードや交通系ICカード等のカード系キャッシュレス決済ですが、最近はpaypay等の流行でスマホ決済も広まってきています。
しかし、スマホ決済ってどうやるの?という疑問や、大丈夫なの?という不安をお持ちの方も多いと思います。
そんな皆様に今回はお得で超便利なスマホ決済のd払いについて解説します!
スマホ決済系は一度使ってみるととても便利ですし、d払いの場合はポイントがたまってお得なので、ここで理解して1度お試しするとヘビーユーザーになってしまうと思いますよ!
Contents
2種類のスマホ決済の方法?
現在主流のスマホ決済には以下2種類の決済方法があります。
- Felica方式
- バーコードorQR提示方式
これらの特徴を知って理解を深める事で、スマホ決済に関する不安や心配ごとが解消されていきますよ!
Felica方式とは?
出展:ドコモ公式HP
非接触通信ができるICチップが搭載されたスマホでのみ利用できるスマホ決済の方法です。
受信機に対応のスマホをかざすだけで決済する事ができます。
ドコモでもおなじみのおサイフケータイ等はこの方法になります。
バーコードorQR提示方式とは?
一般的にはスマホの機種を問わず、マイページの画面等で自分のバーコードかQRコードを表示させ、店舗のハンディ端末で読んでもらうという使い方です。
代表的なものではd払いの他に、楽天ペイやLineペイ、PayPayやメルカリペイ等がこの決済方法です。
スマホ決済の安全性について
スマホ決済を行うにあたり、最も気になる点が安全性だと思います。
大丈夫なのか?他人に不正利用されないか?という心配がありますよね?
まずは日本でのキャッシュレス決済を利用している割合から考えてみましょう。
日本でキャッシュレス決済の普及率が低い要因は?
日本のキャッシュレス決済の比率は約20%と言われており、アメリカや中国では50%前後と大きく異なります。
各国のキャッシュレス決済の普及率に関しては、国がキャッシュレス化を推進した背景に進んでいる国と遅れている国の差があります。
現在日本は国が推進して普及率をあげようとしている為、今後どんどん上昇していくものと予想されます。
また、もう一つの理由として海外では偽札や盗難が多く、治安の悪さがキャッシュレスを普及させている要因とも言われているので、キャッシュレス決済は治安が悪いとより信頼できるモノという事になりますね!
10/1から日本ではキャッシュレス・ポイント還元事業というキャッシュレス決済優遇システムがスタートしました。
これによってキャッシュレス決済は短期間に非常に世の中に浸透し、当たり前の時代に突入する事が予想されます。詳しくは以下の記事で解説していますので、是非合わせてチェックして下さいね!
Felica方式のセキュリティ対策
Felica方式ではスマホと受信機の両方に強力なセキュリティ対策を事前に施していて、処理が終わった後は、その情報を破棄するようにできています。
さらに、スキミング対策として通信の際には暗号化された情報でやり取りを行うようにセキュリティ対策を施されていますよ!
バーコードorQR提示方式のセキュリティ対策
バーコード提示方式では、表示させるバーコードが一定時間で使用できなくなり、次回提示する際には別のバーコードが自動発行される仕組みになっています。
d払いの場合はバーコードが5分間で使用できなくなるので、バーコード自体が流出してもすぐに使えなくなるので安心というわけです。
d払いアプリのログイン時には2段階認証が必要になっているのも安心ですね!
2段階認証では設定したメールアドレスにセキュリティコードが届くので、その携帯電話以外の機器ではログインできない為、バーコードを表示させる段階にたどり着けないようになっています。
詳しくは後述しますが、d払いではドコモユーザーのみ使用できるドコモ携帯料金合算支払いと、誰でも利用できるクレジットカード支払いが選択できます。
ドコモ携帯料金合算支払いを選択している場合、d払いを使う時に4ケタのパスワードを入れるのと、ドコモ回線での通信が必要になるので、他人がスキミングの機械を使っても悪用しにくいようにできていますよ!
クレジットカード支払いを選択している場合でも、本人認証サービス(3Dセキュア)が設定されたクレジットカードしか登録できないので、クレジットカード情報盗用による「なりすまし」の不正利用を防ぎますよ!
私の場合、三井住友VISAのクレジットカードで登録してみましたが、VPASSを利用した本人認証が必要でした。
今は断然dカード引き落としの方がポイントがたまるので、dカード引き落としに変更しました。dカードのメリットは以下で解説していますよ!
スマホ決済のメンタル面での安全性について
スマホ決済は仕組み上安全である事がわかったと思いますが、簡単に使える事で、使いすぎてしまうのではないかという不安もあると思います。
実際にはd払いは利用限度額が設定されるので、使いすぎるという事はできないようになっています。
限度額は以下の表のようになっています。
支払い方法 | 限度額 |
ドコモの電話料金と合算支払い (ドコモユーザーのみ) |
1万円/3万円/5万円からドコモが設定 ※年齢と契約期間によって決まる |
クレジットカード支払い (どの通信会社でもOK) |
クレジットカードの限度額と同じ |
例えば、生活に関係のない嗜好品のみd払いで支払うように使えば、限度額が決まっているので、逆に無駄使いを減らす事もできますね!
限度額に対する残高はアプリでいつでも確認できますので、現金払いのように財布の中を目で確認するよりも正確な数字が把握できるのも安心です。
ダイエットの時に体重計に乗って具体的な数字を知る事が最も効果的であるのと同様に、今月使用した金額を具体的に知る事で使いすぎを防げるので、定期的に残高確認をする癖をつけておく事が最も重要ですよ!
定期的なチェックを行うだけでなく、残高アラートという機能を利用し、残高がいくら以下になった場合の通知をもらう事でより無駄遣いを減らす事もできます!
d払いについて詳細解説!メリットや使い方について!
d払いとは、ドコモが提供しているバーコード提示形式でのスマホ決済サービスの1つです。
使い方から準備やメリットデメリットについて解説していきますね!
d払いの使い方は?
d払いの支払い方法は店頭での使用とネットショッピングでの使用で異なります。
店頭での支払い方法
店頭支払いでは2種類の方法があります。
「見せる」:決済用バーコードを店舗のd払いリーダーで読み取ってもらう
「読み取る」:お店の決済用QR情報を自分のスマホで読み込む
d払いの使い方1:店頭で「見せる」
出展:ドコモ公式HP
お店側がd払いを読み取る機械(ハンディやタブレット)を準備している場合はこの方法が使用できます。
バーコードを読んでもらうだけなのでかなり早いです。ローソン等ではこちらの方法になっています。
d払いの使い方2:店頭で「読み取る」
出展:ドコモ公式HP
お店側のd払い対応のハードルを最も下げて簡単に導入できるタイプのものが「読み取る」の方です。
より小さなお店では「読み取る」の方を使う可能性が高いです。
ネットショッピングでの支払い方法
出展:ドコモ公式HP
ネットショッピングではd払い用のdアカウント情報をショッピングサイトに登録しておき、買い物ごとに4ケタの暗証番号を入力するだけで使用できます。
4ケタのパスワードはドコモ料金合算払いの場合はSPモードパスワードになり、クレジットカード支払いの場合はネットワーク暗証番号になります。
4ケタというのが大きな特徴で、4ケタだとクレジットカード番号の12ケタと違って記憶できるんですよね!
つまりクレジットカードを財布から出さないまま決済できるので、外でも気軽にネットショッピングができますよ!
d払いの2種類の支払い請求先とは?
d払いの支払いの請求先は以下の2種類が設定できます。
- ドコモ携帯電話料金合算請求(ドコモスマホユーザーのみ設定可)
- クレジットカード請求(どの通信キャリアでも可能)
クレジットカード請求では、携帯電話会社関係なく使用できますので、auやSoftBank,楽天や格安スマホでも使用できますよ!
これらの支払い方法と請求先を理解しつつ、できる事できない事があるので、解説していきますね!
d払いアプリについて
d払いアプリはPlayストアかApp storeでダウンロードできます。
アプリを起動するとこんなUIになっています。
出展:ドコモ公式
このアプリ1つで主に以下の事がでできます。
- バーコードを表示させる「見せる」
- バーコードを読み込む「読み取る」
- モバイルdポイントカード(バーコードの表示)
- 今月の使用履歴
- 残高確認
- キャンペーン情報
d払いとdポイントカードとdカードとドコモ払いとドコモ口座とは?
このチャプターのタイトルにあるように関連サービスでかなり似たような名前の物があり、名前でサービス内容を推測しにくいので、解説しておきますね!
d払い | ドコモ払い | dカード dカードゴールド dカードプリペイド |
dポイントカード モバイルdポイントカード |
|
サービス イメージ |
||||
サービス概要 | バーコード提示方式の スマホ決済サービス |
ネットショッピング専用の ドコモ携帯合算払いサービス |
ドコモが発行し、dポイントも たまるクレジットカード |
dポイントがたまるポイントカード (スマホでマイページを表示すると モバイルdポイントカードとして同様の事ができる) |
決済方法 | 店頭でのバーコード提示 ネットショッピングでのパスワード入力 |
ネットショッピングでのパスワード入力のみ | 通常のクレジットカード として 店頭・ネットショッピングで使用可 |
通常のポイントカード 「ためる」と「使う」ができる 会計方法はなんでも可 |
請求先 | ドコモ携帯料金合算支払い クレジットカード払い |
ドコモ携帯料金合算支払いのみ (ドコモユーザーのみ) |
指定の口座引き落とし | dアカウントでポイントのみ管理 (現金の管理は行っていない) |
まずdカードはクレジットカードです。
ややこしいのがdポイントカード以外でも、モバイルdカードや、dカードなどでdポイントで「ためる」や「使う」ができるんですよね。
d払いアプリでもモバイルdポイントカードを表示する事もできますよ。
d払いとドコモ払いも響きが似すぎてややこしいですが、ドコモ払いはネットショッピングでしか使えないので、d払いの方が単純に便利で今後作る予定の方はd払いで全て済ませられるのでおすすめです。
最後にドコモ口座ですが、ドコモが運営している銀行口座のようなサービスで、コンビニ等で入金でき、ネットショッピング等に使用する事ができます。
ネーミング的にドコモ携帯電話の引き落とし口座かなと思いがちですが、全然違います。。
d払いのメリット
個人的にはd払いのメリットは以下の4点だと思っています。
色んな場所でdポイントをためられる
スマホだけでコンビニに行ける
レジが現金やクレジットカードより早く、ミスもなくなる
ネットショッピングが気兼ねなくできる
それぞれ解説していきますね!
色んな場所でdポイントをためられる
d払いを使える状態にしておくと、dポイント加盟店とd払い加盟店のどちらでもdポイントをためる事ができます。
しかもローソンのようにどちらのサービスも加盟店だとwでためる事ができます!
さらにはd払いの請求先をdカードに指定した場合、3重にためる事までできてしまいます。
図で説明すると以下のようなイメージです。
各お店での個人的に最もたまる方法についてまとめているページが以下にありますので、そちらも参考にされると良いかと思いますよ!
スマホだけでコンビニに行ける
これはもうそのままの意味なんですが、正直これがめちゃくちゃ便利です!
私も甘く見ていました。
というのも、バイトや仕事の休憩時間にサイフだけ持ってコンビニに行ったりしますよね?
接客業の方等に多いのが、仕事中は財布をロッカーに入れていて、連絡用にスマホを持って勤務している事が割と多いです。
こういう人がもしd払い等のスマホ決済ができるようになると、休憩時間にロッカーにわざわざサイフを取りに行く時間のロスを失くし、ダイレクトにコンビニに行けてしまうのです!
これってけっこう大きくないですか??
私も文字でなんとなく理解した気になっていましたが、使ってみるとめちゃくちゃ自分にとって大きいことが判明しました!
そしてコンビニでさらに便利なのが次のメリットです!
レジが現金やクレジットカードより早く、ミスもなくなる
レジに並んでいる間にd払いアプリを起動させておけば、現金と比較した場合、こちら側のきっちり払う+おつりをもらうの時間がなくなり、大幅に時間短縮できます。
そして、お金のやり取りにおけるヒューマンエラー(渡し忘れ・小銭ぶちまけ・もらい忘れ)もなくなり、リスクが大幅に削減できますよ!
貴重な休憩時間のロスをさらに減らしてくれますし、リスクも減らしてくれるのはかなり便利ですね!
治安が悪い国ほど流通するという話を前半で行いましたが、テクノロジーがこういったミスを減らすというのを体感できて面白いですよ!
ネットショッピングが気兼ねなくできる
電車や休憩中などにスマホを眺めて日用品や必需品を忘れないように買っておこうという時に、クレジットカードだと12ケタのクレジット番号とセキュリティコードが必要になる事が多いです。
合計15ケタを記憶するのも困難ですし、わざわざクレジットカードを取り出し、周りに見られないように入力する必要があるので、なかなか気軽にできませんね。
ところが、d払いなら4ケタの暗証番号を記憶しておけば、クレジットカードを取り出さずにササっとネットショッピングができるので、手軽で便利なうえにのぞき見されるリスクも低いのも特徴的なメリットです!
d払いと通常のクレジットカード払いとの違いを比較してみる
店頭での比較
クレジットカードはクレジットカードリーダーに挿入して、サインするか暗証番号を入力する必要があるので、レジに時間がかかります。
しかし、今はまだ使えるお店で言えばクレジットカードの方が多い傾向にあります。(極端に言えば外国でもクレジットカードは使える)
ネットショッピングでの比較
前述しましたが、12ケタ+セキュリティコード3ケタの15ケタを入力する必要があり、非常に面倒です。
クレジットカードにポイントカード機能がある場合はそのままシンプルに1種類のポイントがたまります。
d払いはdポイント+クレジットカードという2重の貯め方ができるのでお得です。
dポイントでしかためられないローソンのスヌーピースタンプ?
最近のローソンのキャンペーンでは対象商品を購入し、dポイントカードを提示したらキャンペーンスタンプがたまるのをご存知ですか?
これが私が実際にローソンでd払いで購入した際のレシートの実物です。
こういうの応募するのに昔はたくさんのシールを集めて保管していたと思いますが今はデジタル化していてとても便利になりましたね!
ローソンの場合はd払いのバーコードを読んでもらう前に、dポイントカードを提示すると以下のようにWでポイントがたまります。
d払い | dポイントカード提示 | |
基本ルール | d払いで支払った額が 200円につき1ポイント |
お会計時に支払った額が 100円につき1ポイント |
今回の買い物(139円)で たまるポイント |
0 | 1 |
今回のレシートの場合、139円でd払いによるdポイントはたまりませんが、それとは別でdポイントカードの提示をして1ポイント&スヌーピースタンプをためています。
d払いするだけでdポイントカード提示も合わせてできると楽なのですが、店舗によって対応してるしてないがあるせいで、このように2種類(d払い、dポイントカード)のバーコードを店舗で読んでもらう必要がある場合があります。
d払いだけでなくdポイントカードの提示を忘れないようにして下さいね!
dポイントがたまる店と使える店、d払いが使えるお店
2019年7/31現在ではdポイントが店頭でたまったり使ったりできるのが以下の企業等です。
ネットショッピングの場合は以下になります。
d払いが使える店
ネットショッピングでは検索HIT数 81件
さらに詳しく知りたい方はコチラのドコモ公式HPをご確認ください。
d払い以外のdポイントの貯め方については次のサイトでまとめてありますので見ておきましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
スマホ決済の便利さとd払いを始める事の気軽さ、dポイントが2重・3重にたまるお得さをできる限り実体験を踏まえて解説紹介させて頂きました!
ここまで閲覧頂いた上で、ご不明な点あればコメント欄にて質問頂きましたらご回答させて頂きますので、是非お試し頂く事をおすすめしますよ。
さらに詳細を知りたい方はドコモのHPも合わせて閲覧頂くと理解が深まります!